事件1|動画の場面から読む

残業代の15分切り捨て|毎日の端数は消せる?

会社の言い分を、ずんだもんと一緒にほどく。

先に結論:毎日の労働時間を、15分単位で切り捨てて払わない扱いは、原則として認められません。

毎日の短い残業を、まとめずに消していないかを見ます。

残業代の動画の場面1:ずんだもんが話す職場の場面
ずんだもん係長!今日も1時間14分残業したのに、勤怠は1時間になっているのだ。
残業代の動画の場面2:係長が話す職場の場面
係長うちのシステムは15分単位。15分に満たない分は切り捨てだよ。
残業代の動画の場面3:ずんだもんが話す職場の場面
ずんだもん14分も働いたのに、なかったことになるのだ?
残業代の動画の場面4:ずんだもんが話す職場の場面
ずんだもん毎日の切り捨ては、認められないのだ。月の合計の端数だけ、別に見るのだ。
残業代の動画の場面5:ずんだもんが話す職場の場面
ずんだもんたかが14分が、1年で約10万円なのだ!

「毎日」と「月の合計」は別の話

勤怠画面が15分単位で表示されていても、実際に働いた時間まで短くしてよい、という意味にはなりません。1日ごとに働いた分を切り捨てると、短い時間が毎日積み上がります。

一方、1か月の時間外・休日・深夜の時間をそれぞれ合計した後の端数は、30分未満を切り捨て、30分以上を1時間に切り上げる方法が示されています。働く人に有利な切り上げなら問題になりにくい、という整理です。

同じ『丸め』に見えても、どの段階で行ったかが大切です。実際の始業・終業を日ごとに残し、会社の説明が毎日の端数なのか、月の合計後の端数なのかを分けて読みます。

1年で約10万円(時給1,500円の人の場合)

ここだけ覚えるのだ

毎日の短い時間を、まとめずに消すのは原則認められないのだ。

月の合計の端数と、毎日の切り捨ては別の話なのだ。

まず実際に働いた時刻を、日ごとに残すのだ。

自分の職場で確かめるなら

  • 勤怠画面と、実際の始業・終業の時刻を日付ごとに並べる。
  • 会社の説明が、毎日の端数なのか月の合計後の端数なのかを読む。
  • 給与明細の残業時間と、自分が残した時間の記録を見比べる。

よくある疑問

係長月の合計なら、毎日の14分も消えていいんだろう?
ずんだもん毎日の記録を消してよい、という話ではないのだ。日ごとの切り捨てと、月の合計の端数を分けて見るのだ。
係長本人が15分単位でいいと言っていたら、どうなんだ?
ずんだもん本人が納得していても、それだけで働いた分が消えるわけではないのだ。実際の時刻を残して確認するのだ。
出典(確認日:2026-10-10)