第3回|更新日 2026-10-10
残業代の確認は、時間・基礎賃金・割増率を分ける
「15分未満は切り捨て」「打刻後は申請がないと対象外」と言われたとき、まず実際の労働時間を記録します。計算の入口を一枚にまとめます。
最初に記録するのは、会社の呼び方ではなく実時間
始業前の着替え・掃除・朝礼などが会社の指示で行われている場合、労働時間に当たるかを個別に確認します。タイムカードの前後、指示の有無、実際の作業内容を日付ごとに残します。
割増率の早見表
| 項目 | 原則の見方 | 記録するもの |
|---|---|---|
| 労働時間 | 実際に働いた時間を日ごとに確認 | 打刻・指示・作業内容 |
| 基礎賃金 | 割増計算に入る手当を確認 | 給与明細・賃金規程 |
| 法定時間外 | 通常の賃金の25%以上を加算 | 1日・1週の時間 |
| 法定休日 | 通常の賃金の35%以上を加算 | 休日区分 |
| 深夜労働 | 22時から5時は別の割増を確認 | 実際の時刻 |
広告
正社員として転職を考えている人は、無料の転職エージェントに相談しながら、応募先の残業や固定残業代の条件を確かめる方法もあります。
記事だけの計算例:14分の切り捨てを月で見る
1日14分の時間外労働が20日あると、14分×20日=280分、つまり4時間40分です。基礎賃金1,500円、法定時間外の割増率25%なら、1,500円×1.25×4時間40分=8,750円。日ごとの一律切り捨てがあると、この差が積み上がります。実際の対象時間・割増率・賃金の基礎は記録と法令で確認してください。
税・社会保険・労働条件の個別判断は扱いません。最新の制度と個別事情は、公式窓口や勤務先へご確認ください。
一次情報・参考
確認日:2026-10-10
